■ レギュラーのCBが3人とも流出Jリーグの移籍市場はそろそろ活発になってきたがFW杉本健(→浦和)とMF山口蛍(→神戸)とMF山村和(→川崎F)の流出が決まったC大阪が序盤は苦しい流れになっていた。「危機的な状況」と言われていたがFW都倉(札幌)の獲得に成功。アルゼンチン出身のMFデサバト(ヴァスコ・ダ・ガマ)の加入も噂されている。MFデサバトは動画を見る限りでは攻守両面で能力の高い選手である。ハイスペックなボランチと言える。
すでにFW柿谷、GKキム・ジンヒョン、DF松田陸、DFマテイ・ヨニッチ、DF山下の残留は確定している。MF清武、MFソウザ、DF丸橋、MF高木俊、MF水沼などの去就に関するニュースは流れていないがこのあたりの選手が流出することなく来シーズンもC大阪でプレーするのであればなかなかのメンバー構成になる。仮に、今後、DF井林(東京V)やMF永木(鹿島)などの獲得に成功するようだとさらに強力な顔ぶれになる。
C大阪は何だかんだで一定以上の戦力を持った状態で新シーズンに突入しそうな流れになってきたがマズイ状況になっているのはJ2の栃木SCである。昇格1年目の2018年はJ2で17位。ほぼ残留争いに巻き込まれることなく危なげなく「J2残留」を決めることが出来たが今オフは主力の流出に悩まされており、この時点でDF服部康(→松本山雅)とDFパウロン(→新潟)とDF福岡将(→徳島)の流出が確定している。