■ 札幌では主力として活躍五輪代表の主力として活躍しているMF三好は2017年はJ1で13試合の出場のみ。プレー時間は455分にとどまった。思うように出場機会が得られなかったが今シーズンは期限付き移籍先の札幌でレギュラーを獲得。シャドーの位置で起用されて26試合で3ゴール5アシストを記録している。プレー時間は1,776分。大幅に出場機会を増やすことが出来た。コンスタントに出場機会を得て札幌の躍進に大きく貢献した。
1年間の期限付き移籍だったので今オフの去就は大いに注目されていた。2020年の東京五輪まであと1年半ほど。MF三好に限った話ではないが五輪の本大会のメンバーに入るためには2019年の頑張りが重要になってくる。もちろん、五輪イヤーに目覚ましい活躍を見せて逆転でメンバー入りを果たす選手も1人 or 2人ほどは出てくると思うがやはり五輪イヤーに入ってからの逆転での代表入りはかなり難しい。
現時点で「東京五輪の本大会のメンバー入り」が約束されている選手は当然のことながら1人もいない。フル代表でプレーしているMF堂安(フローニンゲン)やDF冨安(シントトロイデン)でさえ、所属クラブで出場機会に恵まれなかったら生き残ることは難しくなる。優秀なライバルがたくさんいる2列目のMF三好の場合、MF堂安やDF冨安以上に2019年は大事な1年になるが札幌を離れるのは間違いない情勢になった。