1人目 : FW 北川航也 (清水エスパルス)→ 32試合に出場して13ゴール8アシストを記録。開幕前の評価は非常に低かった清水のエースに成長して8位躍進の立役者の1人になった。13ゴールというのはJ1で6位タイ。8アシストというのは6位タイ。いずれの項目もJ1屈指の数字を残している選手なので「なぜ、優秀選手に選ばれなかったのか?」と不思議に思う。新生・日本代表にも定着しつつあるがこの1年で一気に日本人屈指のストライカーに成長した。
2人目 : GK 林卓人 (サンフレッチェ広島)→ 前半戦(1節-15節)を終えた時点で広島は12勝2敗1分け。2位のFC東京に「9差」を付けて首位を独走していた。15試合でわずか8失点という守備陣が牽引したが中でもGK林卓人の活躍が目立った。特にシーズンの序盤は押し込まれる展開になることも多かったが神がかり的な活躍を見せて勝ち点「3」に大きく貢献した。秋あたりまで「2018年のJ1のMVP候補」にも挙げられるほどの突出した活躍ぶりだった。
3人目 : MF 金子翔太 (清水エスパルス)→ 1学年下のFW北川航とともに攻撃陣を牽引。34試合で10ゴール7アシストを記録。右サイドハーフが主戦場になったが文句なしの成績を残した。得点数は15位タイ、アシスト数は9位タイ。守備面での貢献度も非常に高かったことを加味すると「優秀選手に選ばれて当然」と言える働きを見せた。票数が伸びなかった理由として考えられるのは「フォワード登録」だった点。この点は確実にマイナスに作用しているはず。