横浜Fマリノス→ ポステコグルー監督を招聘した横浜FMは12位だった。得失点差で圧倒的に有利だったので「J1残留は間違いない。」という状況ではあったが最終節までJ1残留を決めることが出来なかったのは名門クラブとしては不本意である。クラブ史上初のJ2降格の危機に直面したシーズンだったが監督が交代してサッカー自体が大きく変わった。56得点を奪っているがJ1最多の川崎Fが57得点なので差はほとんどない。
攻撃的なサッカーを展開して大きな注目を集めたが去就が注目されていたポステコグルー監督の続投は確定した。ギリシャのサッカー協会などが興味を示していたが「このサッカーを1年のみで辞める。」というのは勿体ない。賛否両論あるとは思うが続投が決まったのは良かったと言える。ただ、2019年はとにかく結果の求められるシーズンになる。結果を追い求めなければいけないシーズンになるだろう。
現時点で確定している話は少ないがDF広瀬陸(徳島)の加入が早々に決定した。ここ1年半ほどは怪我に悩まされているので評価は落ちているが能力の高い右SBである。リカルド・ロドリゲス監督は彼を中盤の位置でも起用したがこれによってプレーの幅が広がった。キックの精度が高くてビルドアップでの貢献度が高い選手なのでSBが重要になる今の横浜FMのサッカーに合った選手と言えるだろう。いい補強が出来た。
一方、出場機会が限られる中、13ゴールを記録したFWウーゴ・ヴィエイラの退団が確定した。早くから退団の噂は流れており、代役候補を探している最中だと思われるがFW伊藤翔の評価が上がっているので彼をフォワードの軸に据えるのも1つの方法である。気になるのは元日本代表のDF中澤佑の動向になる。「ポステコグルー監督との関係がうまくいっていない。」と報じられているがどうなるだろうか・・・。
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