浦和レッズ→ 天皇杯を制してACLの出場権を獲得した浦和はJ1では5位だった。前半戦(1節-15節)に勝ち点を伸ばせなかったことが響いたがオリベイラ監督になって試合を重ねるごとに成熟してきた。上り調子でシーズンを終えたが日本代表のFW杉本健(C大阪)の獲得に乗り出しており、「浦和への移籍は決定的」と報じられている。2017年はJ1で22ゴールを記録した大型ストライカーをゲットできる可能性が高まった。
FW杉本健は今シーズンは5ゴールのみ。著しく精彩を欠いたがポテンシャルが高い選手であることは間違いない。FW興梠がいるのでどういう使われ方になるのか?は分からないが32才になって年齢的に衰えてきてもおかしくないFW興梠の負担を大きく軽減できる選手であることは間違いない。22ゴールを挙げた2017年のように得点を量産できるようだと浦和は久々となるリーグタイトル獲得に大きく近づくだろう。
他にはDF車屋(川崎F)の獲得に乗り出している。左右のWBというのは浦和の補強ポイントになっているので獲得できれば大きな戦力になるのは間違いないが生え抜きのDF車屋がこのタイミングで川崎Fを離れる決断を下すことは考えにくい。今オフ、DF車屋の獲得に成功する可能性はかなり低い。MF宇賀神やMF菊池大やMF荻原が左WBのレギュラー候補になるが最優先で補強したいポジションになる。
加入が決まっているのはDF岩武(明治大)になる。大分U-18出身で守備的なポジションであればどこでもこなせる選手になる。浦和でのベースポジションは右WBになるのでは?と思われる。U-19日本代表の主力であるMF橋岡とポジション争いをすることになると思うがどちらも攻撃型の選手ではない。打開力のある右WBが欲しい。ベルギーでプレーしているMF関根貴(シントトロイデン)のような選手を獲得したい。
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