コンサドーレ札幌→ 惜しくもACLの出場権獲得を逃したが札幌はクラブ史上最高成績となる4位でフィニッシュした。クラブの大きな目標である「J1定着」に向けて足がかりとなるシーズンになったがストーブリーグでも積極的な動きを見せている。FW内村やDF河合やMF稲本やDF菊地直といった実績のある選手が契約満了になっており、MF田中雄なども契約満了。期限付き移籍のMF三好も退団濃厚なのでメンバーは大きく入れ替わる。
現時点で「獲得に乗り出している。」と報道されている日本人選手はMF岩崎(京都)とレフティのDF小川諒(FC東京)の2人になる。MF岩崎に対しては鹿島や湘南や柏やFC東京などJリーグのクラブだけでなくユベントスやリヨンなども獲得に興味を持っているので国内外で大争奪戦が繰り広げられているが最新の情報では「(札幌との)交渉は順調に進んでいる。」と報じられており、札幌が移籍先の最有力候補と言える。
MF岩崎は京都で思うような結果を残せていないがポテンシャルは高い。20才のMF岩崎を獲得できたら大きな戦力になる可能性があるが伸び悩んでいるので「来シーズンの所属先選び」は極めて大事になってくる。「京都に残る。」という選択もあるとは思うが今回の選択を誤ると開花しないままで終わる危険性が高まる。その選択に注目が集まるがいくつかの理由から札幌というのはベストな移籍先の1つに思える。
他には2017年に広島で10ゴールを挙げたMFアンデルソン・ロペス(トンベンセ)の獲得にも乗り出している。当時の広島のサッカーにフィットしきれなかったがJ1で2桁ゴールを記録している選手なので能力は高い。22才のDF小川諒はFC東京ではDF太田宏がいるので出場機会に恵まれていないが左足のキックの精度が高くて、かつ、182センチと高さもある。獲得できたら大きな戦力になる可能性は高い。
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