サッカーコラム J3 Plus+　

J1・J2・J3・日本代表などを幅広くカバーするサッカーコラムです。基本的には毎日更新しています。よろしくお願いいたします。

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　2023/05/14 【柏×横浜FC】「裏・天王山」を制した横浜FC。G大阪を抜いて暫定17位に浮上！
　2023/05/15 【FC今治×愛媛FC】 3度目の伊予決戦はドロー。バチバチしたダービーになる可能性。
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　2023/05/24 【柏×神戸】「バックパスはゴールを外すのが鉄則」？DF本多勇喜が痛恨のオウンゴール。

　2023/01/07 【J1編】順位予想バトル 2023年版受付は終了しました。 (現在の参加者：195名)・・・31名分 up!!!
　2023/01/08 【J2編】順位予想バトル 2023年版受付は終了しました。 (現在の参加者：149名)・・・25名分 up!!!
　2023/01/09 【J3編】順位予想バトル 2023年版受付は終了しました。 (現在の参加者：63名)・・・18名分 up!!!
　2023/05/24 全エントリーの一覧 (2018年-2023年)

お勧めしたいエントリー (15記事)

【移籍市場】「お断りされた回数」のランキング～4位はセレッソ大阪、2位は浦和レッズと横浜Fマリノス、1位は・・・。～ | | |　

■　お断りされた回数のランキング

Jリーガーならびに海外でプレーする日本人の移籍に関するニュースを扱っている「さっかりん」では2007年以降にメディアで紹介された移籍話を確認することができる。今回はさっかりんからJリーグの各クラブの「お断りされた回数」をカウントしてまとめてみた。カウントの対象とするのは今の時点でJ1のクラブでプレーしている選手とする。なので、今、J2やJ3や海外でプレーしている選手はカウントしない。

もちろん、全ての移籍話がメディアにピックアップされるわけではない。スポーツ紙などで取り上げられるのは有名どころの選手などごく1部のみである。夏あるいは冬の移籍市場ではたくさんの選手が移籍を画策するのでメディアで取り上げられていないだけで水面下ではたくさん「お断り」をされていると思うが、メディアで取り上げられていないお断りに関しては当然のことながらカウントすることはできない。

あくまでも「メディアで取り上げられた移籍話のみ」である。また、実際にオファーを出したのか？興味を持っただけなのか？については当事者しかはっきりとは分からない。「○○がオファーを出した。」とメディアで報じられたケースでも誤報だったパターンも少なくないと思うが、「興味を持った」 or 「獲得に乗り出した。」などと報じられてそのときに移籍が実現しなかったケースを1件とカウントしている。

さらには、複数のクラブが獲得に乗り出した場合、「××などが獲得に乗り出している。」と表現されるが、ここで具体的に名前が挙がるのは浦和やG大阪や鹿島など人気クラブであることが多い。浦和と湘南と長崎の3チームが獲得に乗り出しているケースを例に出すと「長崎などが獲得に乗り出している。」と記述するよりも「浦和などが獲得に乗り出している。」と記述した方が一般人の食いつきは良くなる。

なので、お断りされた回数は人気クラブや注目度の高いクラブや地元に大きなメディアがあるクラブの方が多くなりがちではあることはあらかじめ記述しておく。(対象期間：2007年-2018年まで)

10位：大宮アルディージャ　・・・　14件

　・Jリーグでは屈指の資金力を持っている。有力選手にアタックするケースは非常に多い。　
　・争奪戦を制して有力選手の獲得に成功することはあまり多くない。
　・近年は以前ほどは移籍市場で存在感を発揮できなくなっている。

10位：川崎フロンターレ　・・・　14件

　・争奪戦になっている選手の獲得に乗り出すケースはまずまず多い。　
　・FW渡邉千(G大阪)やFW野田(湘南)などの獲得に乗り出したが成功はしなかった。
　・逆にFW小林悠(川崎F)やFW大久保(磐田)など所属選手が他クラブに狙われるケースも少なくない。

09位：鹿島アントラーズ　・・・　19件

　・ベテランのGK曽ヶ端の後継者探しが近年の大きなテーマになっている。　
　・キーパーの獲得に乗り出すケースが多いがお断りされるケースが多くなっている。
　・MF永木(鹿島)は争奪戦の末にゲットしたが有力選手を一本釣りするケースの方が多い。

08位：名古屋グランパス　・・・　20件

　・大物選手が市場に流れたときは高確率でアタックしている印象。　
　・FW野田(湘南)やFW川又(磐田)あたりは大争奪戦の末にゲットした。
　・新潟時代のMFレオ・シルバに獲得に強い関心を示したが引き抜きは成功せず。

07位：柏レイソル　・・・　21件

　・移籍市場の目玉クラスの選手の獲得に乗り出すケースは少なくない。　
　・ただし、獲得レースを制して獲得にこぎつけるケースはあまり多くない。
　・MF田口(磐田)やMF青木拓(浦和)の獲得に乗り出したことがある。

05位： FC東京　・・・　22件

　・争奪戦に発展した選手にアタックするケースは多い。
　・現役の日本代表あるいは元日本代表の獲得に乗り出すケースが多い。
　・DF森重(FC東京)やMF東慶悟(FC東京)は争奪戦を制する形で獲得に成功した。

05位：ヴィッセル神戸　・・・　22件

　・近年は日本代表クラスの大物にアタックして断られるケースが非常に多くなっている。　
　・神戸出身のMF柏木の獲得に何度も動いているが実現はしていない。
　・「すでに断られた。」という過去形の表現で移籍話が表面化するケースも少なくない。

04位：セレッソ大阪　・・・　23件

　・MF家長(川崎F)やFW大久保(磐田)らC大阪でプレー経験のある選手の再獲得に乗り出すことが多い。　
　・争奪戦に参戦するケースはあまり多くない。
　・手倉森監督に「似たタイプの選手を集めすぎている。節操がない。」と評価されたこともある。

02位：横浜Fマリノス　・・・　27件

　・同様に争奪戦に発展している選手に対しては高確率で興味を示している。　
　・MF前田直(名古屋)は争奪戦の末にゲットしたが争奪戦を制するケースは意外と少ない。
　・磐田時代のFW前田遼に3度も関心を示した。「横浜FMへの移籍が濃厚」と報じられたこともある。

02位：浦和レッズ　・・・　27件

　・お断りされる回数も多いが争奪戦に発展した選手を競り落とすケースも多い。　
　・DF遠藤航(シントトロイデン)やDF岩波(浦和)などは大争奪戦の末にゲットした。
　・近年はかつて(00年代の中盤あたり)ほど移籍市場をかき回す存在にはなっていない。

01位：ガンバ大阪　・・・　35件

　・お断りの件数は断トツ1位となる。2位以下との差は大きい。
　・その一方で、MF今野(G大阪)やDF水本(広島)など有力選手もたくさん獲得してきた。
　・MF家長(川崎F)やFW柿谷(C大阪)など特定の選手に執着する傾向にある。

表1. お断りされる回数のランキング (2007年-2018年)

順位	クラブ名	回数	断られた主な選手
1	ガンバ大阪	35	家長昭博	大久保嘉人	柿谷曜一朗
2	浦和レッズ	27	中澤佑二	今野泰幸	福森晃斗
2	横浜Fマリノス	27	前田遼一	山崎亮平	小野裕二
4	セレッソ大阪	23	家長昭博	倉田秋	大久保嘉人
5	FC東京	22	大久保嘉人	興梠慎三	三田啓貴
5	ヴィッセル神戸	22	柏木陽介	森重真人	丸山祐市
7	柏レイソル	21	柏木陽介	田口泰士	栗原勇蔵
8	名古屋グランパス	20	レオ・シルバ	吉田豊	水本裕貴
9	鹿島アントラーズ	19	杉本健勇	キム・スンギュ	ク・ソンユン
10	川崎フロンターレ	14	野田隆之介	渡邉千真	永木亮太
10	大宮アルディージャ	14	中澤佑二	太田宏介	森脇良太
12	サガン鳥栖	13	大久保嘉人	増田誓志	森重真人
13	京都サンガ	11	槙野智章	西川周作	柏木陽介
13	ベガルタ仙台	11	川又堅碁	藤春廣輝	犬飼智也
15	清水エスパルス	10	豊田陽平	前田遼一	柏好文
16	アルビレックス新潟	9	川又堅碁	増田誓志	端戸仁
16	ジェフ千葉	9	大久保嘉人	山村和也	増田誓志
18	ヴァンフォーレ甲府	8	菊地直哉	山田直輝	矢島慎也
19	サンフレッチェ広島	7	伊藤翔	前田直輝	扇原貴宏
20	アビスパ福岡	6	栗原勇蔵	松田陸	六反勇治
21	V・ファーレン長崎	5	遠藤保仁	矢島慎也	大久保嘉人
21	コンサドーレ札幌	5	渡大生	野津田岳人	水沼宏太
23	ジュビロ磐田	4	矢島慎也	中村充孝	梁勇基