■ 開幕前の評価は非常に高かったが・・・。開幕前のジェフ千葉の前評判は非常に高かった。「大宮に次ぐ2番手」、「上位争いに食い込む可能性は高い。」、「大宮と千葉と甲府が昇格争いの中心になるだろう。」と意見する人が多かったが開幕から低調。ほぼ昇格争いに参加するなくクラブワーストとなる14位でシーズンを終えた。42試合で72得点を奪ったが72失点。得失点差は「±0」。21位でJ3降格となった熊本に次いでJ2では2番目に失点が多かった。
→ 【J1】 2018年の順位予想の集計結果~1:鹿島、2:川崎F、3:C大阪、4:浦和、5:柏、6:磐田、7:G大阪、8:横浜FM、9:鳥栖、10:名古屋~
→ 【J2】 2018年の順位予想の集計結果~1:大宮、2:千葉、3:甲府、4:新潟、5:松本山雅、6:徳島、7:福岡、8:東京V、9:横浜FC、10:大分、11:岡山~これだけ失点が多くなると上位争いに参加できないのも当然である。開幕前の期待値が高くて、2009年以来のJ1復帰の大きなチャンスのシーズンだったけに失望の大きいシーズンになったが、就任2年目となるエスナイデル監督の続投が11月27日(火)に発表された。就任1年目となる2017年は終盤戦に怒涛の7連勝を飾るなど大逆転で6位に滑り込んで昇格プレーオフに進んだが今シーズンは低調だった。
エスナイデル監督の続投という判断については賛否両論ある。どちらかというと否定的な意見の方が多いようだ。「まさかの続投」と表現する人も少なくないが個人的には「退任も続投もどちらもあり得る。」と思っていたので大きな驚きではなかった。ただ、9月29日(土)のエントリーでは以下のように記述している。(どちらに決まったとしても)否定的な意見がたくさん出てくることも十分に予想することは出来た。
千葉はJ2初年度の2010年以降は毎年のようにコロコロと監督を代えてきたが、安易なクビのすり替えはチームにとってプラスには働かなかった。「もう1年、エスナイデル監督を信じて任せてみる。」というのも1つの方法になるが、退任となっても全く不思議はない状況である。続投にせよ、退任にせよ、どちらにしても批判の声は出てくるだろう。どちらがベターな選択なのか?の答えを出すのは難しい。/
→ 2018/09/29 【移籍市場】 2018年-2019年オフの補強ポイントについて考える。 (ジェフ千葉編)