■ 東京Vがアウェイで勝利する。稀に見る大混戦となったJ2はレギュラーシーズンが終了した。いよいよプレーオフに突入したがその1回戦が11月25日(日)に行われた。5位の大宮と6位の東京Vの対戦となったがNACK5スタジアムは大入り満員。異様な雰囲気の中で試合は行われたが後半26分にFKからDF平がヘディングシュートを決めてアウェイの東京Vが大きな先制ゴールを奪った。1対0で勝利した東京Vが横浜FCの待つ2回戦進出を決めた。
序盤から東京Vが攻め込む展開になったが後半14分にボランチのMF内田達が2枚目のイエローカードを受けて退場。東京Vは10人となった。0対0のままで終了すると大宮が勝ち抜けとなるので東京Vは絶対にゴールが必要な状況だった。MF内田達を下げてFWレアンドロを投入する準備を進めていた中、MF内田達が退場になったのでプランは大きく崩れてしまったがDF平が起死回生の決勝ゴールをゲットした。
その後、先制ゴールの直前にFWレアンドロを投入。これが2枚目のカードだった。先制ゴールから3分後の後半29分にはFW林陵平を下げてDF若狭を投入。逃げ切り体制に入った。後半29分という早い段階でカードを使い切ったがロティーナ監督は腹をくくった。後半の終了間際にはDF酒井宣がヘディングシュートを放ったがゴールライン上にいたDF若狭がスーパークリア。DF若狭を投入した選手交代も当たった。