■ 退任が決まったのは5人山形は14勝14敗14分けで12位。何とも微妙なシーズンになったが就任2年目となる木山監督の続投が発表されている。「続投の可能性もあるが、退任の可能性もある。」と考えていたので、「続投」というニュースを聞いたときも驚きはなかったが、2019年が勝負の3年目になる。今シーズンは期待された外国人選手が揃って低調だったが助っ人がそれなりに活躍してくれると上位争いに参加できるだけの戦力はある。
その一方で退任が決まったのは栃木SCの横山監督、京都のジュロヴスキー監督、福岡の井原監督、岡山の長澤監督、讃岐の北野監督の5人になる。J1昇格を果たした片野坂監督は「続投が確実」と報じられており、J2制覇を達成した松本山雅の反町監督も続投は間違いないだろう。6位でプレーオフに進んで大宮と準決勝で対戦する東京Vのロティーナ監督はJ1のC大阪の監督就任が有力視されている。
ロティーナ監督については東京V側は「続投を希望している。」と報じられたがC大阪に引き抜かれる可能性が高まった。東京Vは大事な試合が残っていることを考えるとこのタイミングで「C大阪の監督就任が有力」という情報が流れたのは東京Vにとってはあまりいいことではないが(C大阪も東京Vも)来シーズンの監督がある程度は決まらないと補強の動きも進めにくい。この点を考えると致し方ないところもある。