フォワード編→ 鹿島からの期限付き移籍となるFW垣田(金沢)にとっては飛躍のシーズンになった。昨シーズンは大半が途中出場で31試合で3ゴールという成績だったが今シーズンは36試合で9ゴールを挙げている。フォワードの軸として活躍しているが、187センチのサイズを生かしたダイナミックなプレーが売りとなる。鹿島に戻る可能性はあまり高くないので、どこかのチームに期限付き移籍するか?金沢にとどまるか?である。
FW垣田に出場機会を奪われて30試合でわずか3ゴール。スタメンの機会がめっきり減ったFW佐藤洸はJ2では実績のあるストライカーである。J2通算で89ゴールを挙げているが積極的に若手を起用する柳下監督が続投するのであれば来シーズンはさらに厳しい立ち位置になることが予想される。31才なのでまだ十分に活躍できる年齢である。実績のあるストライカーにいくつかのチームが興味を示すのは確実である。
199センチのFWシモビッチは新戦力のFWジョー(名古屋)に弾き出される形になったが2017年はJ2で18ゴールを挙げている。「大宮でもゴールを量産するだろう。」と思われていたが26試合で6ゴールというのは不本意な成績である。石井監督のサッカーに適応できずにベンチスタートになるケースが多くなっているが実績は十分。日本でのプレーを希望するのであれば獲得に乗り出すチームは少なくないだろう。