フォワード編→ 今シーズンのJ3で猛威を奮ったストライカーというと何と言ってもFWレオナルド(鳥取)である。加入が決まったときはまだ20才。「即戦力として働く可能性はあまり高くない。」と思われたが序盤からゴールを量産して27試合で21ゴール7アシスト。MVP級の活躍を見せて2017年は最下位に沈んだ鳥取の躍進に大きく貢献している。「J3の得点王は確実」と言えるが、アシスト能力も高くて周りを使うプレーも出来る。
万能型のストライカーであり、万能型のフォワードなので、明らかにJ3レベルの選手ではない。鳥取は2位の可能性を残しており、まずは鳥取でJ2昇格を目指すことになるが、J2昇格に失敗した場合は争奪戦に発展する可能性が高い。J3からJ2に個人昇格したストライカーの「J2での成功率」は決して高くないがFWレオナルドの若さならびに多彩さを考えると「J2でも活躍できる可能性は高い。」と考えられる。
同じくJ3でゴールを量産しているFWジョン・ガブリエル(SC相模原)は193センチの大型ストライカーである。とにかく空中戦に強くてヘディングでのゴールが多い。こちらもまだ22才なので若さも1つの武器になっているが、1歳下のFWレオナルドと比べるとまだ洗練されておらず。高さという絶対的な武器を持っているが個人昇格を果たしたとしてもJ2で苦戦を強いられる可能性はFWレオナルドと比べると少し高い。