■ ゴールラッシュで白星スタートインドネシアで開催されるU-19アジア選手権が開幕した。前回大会の王者で2連覇を目指すU-19日本代表は北朝鮮・タイ・イラクと同組になった。難敵揃いの厄介なグループに入ったので難しい戦いになる可能性もあったが、GLの初戦は攻撃陣が爆発して5対2で北朝鮮に大勝。先に行われたタイ vs イラクは3対3の引き分けだったので1節を終えた時点で勝ち点「3」の日本が首位発進。幸先のいいスタートを切った。
前半8分にMF斉藤光(横浜FC)のゴールで先制に成功すると前半19分にはボランチのMF伊藤洋(磐田)がスーパーゴールを決めてあっさりと2点リードを奪った。楽な展開に持ち込むことが出来たがここから2失点。油断をしたわけではないと思うが、「油断した。」と言われても仕方がない展開になった。連続失点を喫して嫌な雰囲気になったが、後半20分にFW久保建(横浜FM)が直接FKを決めて勝ち越しに成功した。
今回の影山JAPANはタレントが多い。攻撃陣だけでなく守備陣にも多くのタレントを抱えているのは強みと言える。DF橋岡(浦和)、DF菅原(名古屋)、DF瀬古(C大阪)、GK谷(G大阪)あたりは将来を嘱望されている選手になる。技術の高い選手が多いが、FW田川(鳥栖)やMF郷家(神戸)のような毛色の異なるアクセントになれる選手もいる。パスサッカーが行き詰ったとしてもすぐに別の手を打てるだけの駒がある。