GK 谷晃生 (ガンバ大阪) 5.5→ 2つの失点シーンはどちらもキーパーにとってはノーチャンスだった。仕方がないといえるがハイボールの処理やキャッチングのところで安定感を欠いた。1失点目を喫する少し前にCBのDF橋岡と衝突する場面があったが最終ラインの選手と息が合わないシーンがいくつかあったのは反省材料と言える。189センチとサイズに恵まれており、素材的には申し分ないが不安定さがあるのは改善点と言える。
DF 菅原由勢 (名古屋グランパス) 5.5→ J1の名古屋では開幕戦からCBで起用された。J1経験を積んでいるが影山JAPANでは右SBで起用されている。CBのDF橋岡は右SBでもプレーできるので2人の位置を入れ替えることもできるが今の配置の方がベターと言える。攻守両面で能力の高い日本サッカー界期待の右SBであるが持ち味は出しきれず。得意にしている組み立ての部分でも効果的な仕事はできなかった。もっと出来る選手である。
DF 橋岡大樹 (浦和レッズ) 6.0→ 浦和では右WBで起用されているが本職はCB。CBで選出されている他の3人はいずれも2000年生まれで年下。J1経験等を考えてもDF橋岡が守備の要になると思われるが出来としてはまずまず。難しいピッチコンディションだったがしっかりと対応するケースが多かった。前半途中にドリブルで持ち運んで高い位置でのスローインを獲得した場面もあったが推進力のある選手なので攻撃面でも期待したい。
DF 瀬古歩夢 (セレッソ大阪) 5.0→ PKを献上した場面は極めて不用意だった。最初の判断もマズくてその次の判断もマズかった。当然、エリア内で相手を突き飛ばす必要性は全くない。クレージーなプレーだったと言わざる得ない。それ以外はシッカリとした対応をみせたが、DF橋岡も、DF瀬古も、身体的な能力が高い選手なのでスピードやテクニックのあるフォワードと対峙したときも安心できる。持ち味であるフィードの部分はまずまず良かった。
MF 東俊希 (サンフレッチェ広島ユース) 6.0→ 右SBのDF菅原にも同じことがいえるがSBの攻撃参加はかなり控えめだった。頻繁に攻めあがることはなくて後方に構える場面が多かったが後半3分に鋭いクロスからMF郷家のビッグチャンスをお膳立て。パーフェクトなグラウンダーのクロスだった。後半の半ば以降は組み立てのところに関与する場面が多くなった。守備面でも大きな問題はなかったので十分に合格点と言えるパフォーマンスだった。
MF 藤本寛也 (東京ヴェルディ) 6.5→ 東京Vでは「3トップの右」で起用されるケースが多くなっているがこのチームではボランチで起用されている。テクニシャンのMF藤本寛を下がり目の位置で起用できるのは2列目のタレントが豊富なこの世代ならでは。強みと言える。攻撃的な選手なので守備の部分の不安はあるがミスなくボールをつなぐことが出来るのは大きい。5点目のMF安部裕のゴールをアシスト。このチームのキーマンと言える。
MF 伊藤洋輝 (ジュビロ磐田) 6.5→ Wボランチの一角でプレーした。MF藤本寛も左利きなので「左利きと左利きのWボランチ」になったがバランスはまずまず。悪くなかった。前半19分には25メートルほどあろうかという位置からロングシュートを放って貴重な追加点のゴールを決めた。左足のキックに定評のある選手であるが驚きのスーパーゴールとなった。後半44分のFW宮代のゴールの場面はしっかりと走って影のアシスト。走力も光った。
MF 郷家友太 (ヴィッセル神戸) 6.0→ 前半はあまり目立たなかったが後半になるとプレーに絡む場面が多くなった。後半3分に訪れた大チャンスは決められず。さらに後半34分の決定機も決められず。2つの大きなチャンスを逃してしまったが決定機に絡めている点は評価できる。後半10分にもクロスからヘディングシュートを放っているがテクニシャンが多い中、サイズと走力と空中戦の強さを持っているMF郷家はいいアクセントになっている。
MF 斉藤光毅 (横浜FC) 6.5→ FW久保建とともに飛び級での選出となったが前半8分に先制ゴールをゲット。貴重な先制ゴールをマークした。FW久保建のスルーパスも見事だったがMF斉藤光の抜け出しも見事。最初のシュートは決められなかったがリバウンドを落ち着いて押し込んだ。2点目のMF伊藤洋のゴールもアシスト。1ゴール1アシストと結果を残した。MF安部裕がいるのでポジション争いは激しいが非常にいいプレーを見せた。
FW 久保建英 (横浜Fマリノス) 7.0 (MOM)→ 2トップの一角でスタメン出場。同様に飛び級での選出となるが見事なスルーパスからMF斉藤光の先制ゴールをお膳立て。さらに後半20分には直接FKで勝ち越しゴールをゲット。2点をリードしながら追いつかれる嫌な流れだったが一振りで振り払った。極めて大きな価値を持つ勝ち越しゴールとなった。このチームはテクニックのある選手が多いタレント軍団であるがこの中に混じってもテクニックは際立つ。
FW 田川亨介 (サガン鳥栖) 5.0→ J1の残留争いをしている鳥栖を離れて代表に合流。1年前のU-20W杯の本大会にも出場している選手なので「このチームのエース」としてゴール量産が期待されているがほとんど良さを出せなかった。後半途中でベンチに下がったが不本意なプレーに終わった。期待に応える働きは出来なかったがスピードと左足のシュートがこのチームの大きな武器になるのは間違いない。この先、見せ場は訪れるだろう。
FW 宮代大聖 (川崎フロンターレ) 6.5→ 後半18分にFW田川に代わって出場。この時点では2対2のタイスコアだったが後半45分にドリブルから4点目のゴールをゲット。3対3の同点に追いつれる可能性も少なからずあった中、貴重なダメ押し弾となった。MF郷家からいいパスが出てきて完全にフリーになっていたが味方の攻め上がりを囮に使って自ら仕掛けてゴールゲット。ストライカーとしての資質の高さを感じさせるゴールとなった。
MF 安部裕葵 (鹿島アントラーズ) 6.5→ 後半31分にMF斉藤光に代わって出場。あまりプレーに関与できなかったが後半48分にMF藤本寛のパスを受けてダメ押しの5点目を奪った。鹿島で試合経験を積んでいるMF安部裕がサブに控えているというのは心強い。
DF三國ケネディエブス(青森山田高) 6.0→ J2の福岡入りが内定している192センチの大型CBは3対2と1点リードの場面でFW久保建に代わって登場。3バックの中央でプレーした。相手のパワープレー対策だったと思うがしっかりと役割をこなした。
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