■ 3戦目の相手はウルグアイここまで2連勝。コスタリカとパナマにいずれも3対0で勝利した新生・日本代表は埼玉スタジアム2002でFIFAランキングが5位のウルグアイと対戦した。ウルグアイはロシアW杯はA組に入ったが3連勝。組み合わせに恵まれたところもあるが首位通過を果たすとラウンド16ではポルトガルに競り勝った。4年前の9月に対戦したときは0対2で敗れるなど日本は1995年を最後にウルグアイには勝てていない。
日本は「4-2-3-1」。GK東口(G大阪)。DF酒井宏(マルセイユ)、DF三浦弦(G大阪)、DF吉田(サウサンプトン)、DF長友(ガラタサライ)。MF遠藤航(シントトロイデン)、MF柴崎岳(ヘタフェ)、MF堂安(フローニンゲン)、MF南野(ザルツブルク)、MF中島翔(ポルティモン)。FW大迫(ブレーメン)。W杯メンバーのDF酒井宏とDF吉田とDF長友とMF柴崎岳は新生・日本代表では初スタメンとなった。MF南野は2戦連発中となる。
ベンチスタートになったのはGK権田(鳥栖)、GKシュミット・ダニエル(仙台)、DF室屋(FC東京)、DF槙野(浦和)、DF冨安(シントトロイデン)、DF佐々木翔(広島)、MF青山敏(広島)、MF三竿健(鹿島)、MF伊東純(柏)、MF原口(ハノーファー96)、FW川又(磐田)、FW北川航(清水)の12名。MF伊東純も2試合連続ゴールを奪っている。3試合連続スタメンとなったのはMF南野のみ。スタメン9人を入れ替えてきた。
■ 打ち合いを制したのは新生・日本代表ウルグアイはW杯でベスト8。世界屈指の強豪チームとの対戦になったが前半10分にMF中島翔のパスを受けたMF南野が華麗なボールコントロールから右足で決めて日本が先制に成功する。先制した日本だったが前半28分にFKから最後はFWペレイロに決められて失点。1対1の同点に追いつかれた。それでも前半36分にMF中島翔のシュートをキーパーがはじいたところをFW大迫が押し込んで2対1と勝ち越しに成功する。
2対1で迎えた後半12分にDF三浦弦の不用意なバックパスをFWカバー二に奪われて失点。軽率なミスを世界屈指のストライカーは見逃してはくれなかった。勿体ない自分たちのミスから2対2の同点に追いつかれたが直後の後半14分にDF酒井宏のスルーパスを受けたMF堂安が決めて3対2と勝ち越しに成功する。20才のMF堂安は記念すべき代表初ゴールとなった。直前での攻守の切り替えの早さも光った。
さらに後半21分には同じように高い位置でボールを奪ってMF堂安がミドルシュート。GKムスレラがはじいたところをMF南野が押し込んでダメ押しの4点目を奪った。MF南野は3試合で4ゴール。ゴールを量産している。後半30分にカウンターからFWロドリゲスに決められて失点。1点差に迫られたが何とか逃げ切って4対3で競り勝った。新生・日本代表はこれで3連勝。3試合で計10ゴールを奪っている。