柏レイソル→ 2017年はJ1で4位と好成績を残した。J1で3位のC大阪が天皇杯を制したことでACLの出場権を獲得したが、GK中村航やDF中山雄やDF小池龍などの若手とMFクリスティアーノなどの外国人選手がしっかりと噛み合って充実したシーズンを過ごした。オフの補強もまずまず良かったので開幕前は「上位候補の1つ」と言われていたが怪我人の多さにも悩まされて開幕からなかなか調子が上がらなかった。
14節を終えた時点で5勝7敗2分けで11位。この時点で下平監督が解任されてクラブOBの加藤望監督が就任したが、監督交代によって状況はむしろ悪化した。加藤望監督になってからは15試合で5勝9敗1分け。22得点/28失点となる。残留争いの中心的な存在になっており、クラブ史上3度目となるJ2降格の危機を迎えている。賛否両論ある監督交代だったが現時点では「成功しなかった。」と言わざる得ない。
シーズン中の2度目の監督交代もあり得なくもない状況に陥っているが残りは5試合。名古屋(H)→川崎F(A)→鹿島(H)→C大阪(A)→G大阪(H)なので力のあるチームとの対戦が続くタフな日程になっている。「柏と長崎がJ2に降格するのではないか?」と考える人が多くなっているが、MF伊東純やMFクリスティアーノやFWオルンガなど「個の力」を持った選手はたくさんいる。彼らの活躍に期待したいところである。