横浜FC→ タヴァレス監督になって2年目となる横浜FCは35節を終えた時点で16勝8敗11分けで勝ち点「59」。6位とプレーオフ圏内に位置する。2007年以来となるJ1復帰を目指して上位争いに参加している。ここ5試合は1勝3敗1分けなのでやや調子を落としているが、2位の大分との差は「4」のみ。十分に自動昇格を狙える位置に付けている。クラブ史上2度目のJ1昇格に向けて残り7試合。大事な試合が続いていく。
35試合で53得点/41失点なのでバランスは取れている。目立つのは、やはり、FWイバとMFレアンドロ・ドミンゲスの強力デュオになる。FWイバは34試合で16ゴール2アシスト。41試合で25ゴール3アシストだったが2017年と比べるとややゴールペースは鈍くなるが、それでもエースとしての存在感は絶大である。一方のMFレアンドロ・ドミンゲスは31試合で9ゴール10アシスト。年齢を感じさせない働きを見せている。
「J1の中に混じってもトップレベル」に思える強力デュオに注目が集まるが、脇を固める選手のレベルも相当に高い。DFヨン・ア・ピンは今シーズンも大きな離脱をすることなくプレーし続けており、MF野村直はJ2の中では上位クラスのアタッカーである。新加入のMF渡邊一は「MF佐藤謙とMF中里という鉄板のWボランチの控え」になることが予想されたが、チーム内で2位となる出場時間を確保している。