カマタマーレ讃岐→ 北野監督が就任して9年目となる讃岐に対する前評判は非常に低かった。MF馬場(大分)やMF仲間(岡山)やMF李栄直(東京V)やDFエブソン(アル・ファイサリー・ハルマ)などが退団しただけでなく、MF綱田やMF山本翔やFW木島良やMF大沢などチームを支えてきたベテランも大量にチームを離れた。期限付き移籍だった選手を含めるとチームの約半数となる15人ほどの選手が昨オフにチームを離れることになった。
その一方で補強はMF佐々木匠やDF麻田やMF佐々木渉など実績の乏しい or 全くない選手が中心となったので「戦力は大幅にダウンした。」というのが開幕前の讃岐に対する一般的な評価だった。高齢化とマンネリ化という2つの大きな問題点を解決するためにフロントは大鉈を振るったので「厳しいシーズンになるだろう。」というのが大方の見方だったが、前評判どおりの厳しいシーズンになっている。
35節を終えた時点で6勝20敗8分けで勝ち点「26」。35節の町田戦(H)が台風の影響で延期になったので消化試合数が1つ少ないが、最下位の22位と低迷している。20位のFC岐阜との差は「7」、21位の熊本との差は「1」。J3降格の危機を迎えている。当面のターゲットとなるFC岐阜もここ12試合勝ちなし。低迷しているので「FC岐阜を追い抜くチャンスはゼロではない。」と思うが、J3降格が現実味を帯びてきた。