名古屋グランパス→ J1に復帰して1年目の2018年は激動のシーズンになった。開幕2連勝と好スタートを切ったが、3節から15試合勝ちなしと低迷した。一時は最下位を独走していたが、夏の移籍市場でDF丸山、DF中谷、DF金井、MFエドゥアルド・ネット、MF前田直という即戦力クラスの選手を大量補強すると一変。元ブラジル代表のFWジョーが7試合連続ゴールを決めるなど19節から怒涛の7連勝。一気に残留圏に浮上した。
25節を終えた時点で11位まで浮上して残留争いから抜け出しかけたが、26節は長崎(H)、27節は川崎F(A)に敗れた。2連敗中に下位の鳥栖やG大阪や長崎が勝ち点を積み上げたので、またしても、残留争いに巻き込まれた。残り7試合の対戦カードは「C大阪(A)→FC東京(H)→柏(A)→神戸(H)→清水(A)→広島(A)→湘南(H)」なので厳しい日程になる。上位との対戦も残っているので予断を許さない状況になっている。
風間監督は就任当初に「3年契約」と報じられているので、2019年が3年契約の3年目になると思われる。J1残留は危うくなってきたが、良くも悪くもブレないチームである。J1残留を果たした場合はもちろんのこと、仮にJ2降格となった場合でも、続投となる可能性が高い。15試合勝ちなしで最下位を独走していた時期もフロントは風間監督を信じてかばい続けたのでJ2降格となった場合も方針は変わらないだろう。