GK 東口順昭 (ガンバ大阪) 6.0
→ 代表では6試合目の出場だった。地元のパナソニックスタジアム吹田でのプレーになったが安定したプレーを見せて完封勝利に貢献。ハイボールの処理も安定していた。広島や五輪代表のときほど後方からパスをつなごうとするシーンはなかったのでフィード力が試される場面はほぼ無かったが今後はそういうシーンが増えていくだろう。本命不在のキーパーの争いの中でGK東口が半歩だけリードした。
DF 室屋成 (FC東京) 6.5
→ 代表では2試合目の出場だった。2017年の12月に行われたE-1 サッカー選手権の北朝鮮戦以来の出場となったが持ち味である積極的なプレーを随所に披露してアピールに成功した。ゴールに絡むことはなかったが十分なプレーを見せたと言える。今回、右SBを本職とする選手はDF室屋のみだったが代表定着に向けて大きなインパクトを残した。DF酒井宏(マルセイユ)とは違った良さを持っている。
DF 三浦弦太 (ガンバ大阪) 6.0
→ 同じく地元のパナソニックスタジアム吹田でのプレーになった。DF槙野とCBコンビを組んだが、終始、安定していた。コスタリカに攻め込まれるシーンはあまり多くなかったので守備力や対応力が問われるシーンは少なかったが無難にプレーして完封勝利。自信にはなるだろう。CBもポジション争いが激しいがいいアピールが出来たと言える。フィードの部分もまずまず。大きなミスもなくソツなくこなした。
DF 槙野智章 (浦和レッズ) 6.5
→ ベテランの域に入って来た。経験の少ない選手が多い中、精神的な支柱としても期待されているが、守備の要として活躍。前半12分の相手の決定機をシュートブロックデ防いだシーンはファインプレーだった。DF佐々木翔が簡単にかわされてしまったので絶体絶命の状況に追い込まれたが見事にカバーした。ロシアW杯のときと同様でムードメーカーとしても期待される。まだまだ代表に不可欠な選手である。
DF 佐々木翔 (サンフレッチェ広島) 6.5
→ 28才にして代表初招集。スタメンで代表デビューを飾ったが前半16分にCKからヘディングシュートを放って相手のオウンゴールを誘発。ポイチJAPANの初ゴールを生み出した。176センチながら空中戦に強い選手なのでセットプレーのときにも威力を発揮するがいきなり見せ場を作った。試合の序盤は守備の対応で後手後手に回る場面があったが徐々に慣れていった。申し分ないデビュー戦となった。
MF 青山敏弘 (サンフレッチェ広島) 6.0
→ 召集された選手の中では最年長となる。キャプテンマークを巻いてプレーしたが組み立ての中心として貢献した。MF青山敏にボールが集まってくることはコスタリカも十分に予想していたと思うのでマークは激しくて潰される場面も何度かあった。危ないシーンになりかける場面があったのは反省材料と言えるが持ち味である縦パスやミドルパスを何度も披露。攻守の要として及第点のプレーが出来たと言える。
MF 遠藤航 (シントトロイデン) 7.0
→ 右SBを主戦場にする選手がDF室屋のみだったので「今回は右SBの候補として考えられているのだろう。」と思っていたが本人が希望するボランチの位置でプレーすることになった。大きなチャンスだったが気の利いたプレーを見せて攻守に貢献。こぼれ球を回収する場面も多くて快勝劇の立役者の1人になった。後半21分にはいいタイミングでゴール前に上がってFW南野のゴールをアシストした。
MF 堂安律 (FCフローニンゲン) 6.5
→ 右SHの位置で代表デビュー。いきなりスタメンで起用されたが得意のドリブルから何度もいいシーンを作った。後半14分と後半19分に決定機が訪れたがいずれも決められず。シュートまで持っていく形は非常に良かったが最後のシュートだけが決まらなかった。結果を残すことはできなかったが存在感を発揮。左利きなので攻撃においてアクセントになれる。十分な代表デビューを飾ったと言える。
MF 中島翔哉 (ポルティモンセ) 7.0
→ 代表では3試合目の出場で初スタメンとなったが新・10番として躍動。自身のゴールは生まれなかったが前半16分にはCKからオウンゴールを誘発。後半21分のFW南野のゴールも起点になったのはMF中島翔だった。それ以外でも積極的に仕掛けてチャンスを演出。新生・日本代表のエース候補として十分すぎるほどの活躍を見せた。今後、MF香川やMF乾とのポジション争いは面白くなるだろう。
FW 南野拓実 (ザルツブルク) 7.0 (MOM)
→ 同じく代表では3試合目の出場で初スタメン。2年10か月ぶりの代表選出となったが代表初ゴールをゲット。大きなアピールが出来た。C大阪に関係のある選手にとっては特別な番号である「8番」を背負ってプレーしたが立ち上がりからたくさんボールに触って攻撃の中心として活躍。前半39分にもFW小林悠のパスから強烈なシュートを放った。代表の試合で長時間プレーするのは初めてだったが躍動した。
FW 小林悠 (川崎フロンターレ) 6.0
→ FW杉本健(C大阪)が離脱。フォワードの軸として起用された。自身のゴールチャンスはなかなか訪れなかったが黒子役に徹して地味ながらチャンスに絡んだ。前半39分のFW南野の決定機や後半14分のMF堂安の決定機はFW小林悠のパスがきっかけになっている。動き自体はまずまず。若い選手が良さを出しやすい環境を作ったが熾烈な競争が繰り広げられていることを考えると結果を残したかったのは確か。
FW 浅野拓磨 (ハノーファー96) 6.0
→ 後半23分にFW小林悠に代わって出場。フォワードの一角でプレーした。MF天野純が投入されてからは1トップの位置でプレーすることになったが持ち味は発揮した。シンプルな裏への抜けだしからボールを受けて起点になるシーンは何度もあった。ハリルJAPANのときは右SHで起用されるケースが多かったが器用な選手ではないので良さを出せない試合が多かった。フォワードの方が生きる選手である。
MF 天野純 (横浜Fマリノス) 6.0
→ 後半30分にMF中島翔に代わって出場。代表デビューを飾った。MF天野純が投入されてからは「4-2-3-1」にシステムが変更されてトップ下でプレーしたが可もなく不可もなく。悪くはなかったが大きなインパクトを残すことは出来なかった。運動量が豊富で左足のキックが正確でボランチでもプレーできる選手なので武器をたくさん持っている。所属の横浜FMで良さを出して代表に生き残りたいところ。
DF 車屋紳太郎 (川崎フロンターレ) なし
→ 後半33分にDF佐々木翔に代わって出場。大きな見せ場はなかった。
DF 守田英正 (川崎フロンターレ) なし
→ 後半37分にDF室屋に代わって出場。そのまま右SBでプレーした。ユーティリティー性を持った選手なので右SBでも違和感なくプレーした。
MF 伊東純也 (柏レイソル) 7.0
→ 後半40分にMF堂安に代わって出場するとそのまま右SHでプレー。出場時間は限られたが持ち味をフルに発揮。スピードを生かした縦への突破で存在感を発揮すると後半48分には中央にカットインしてから左足でシュート。キーパーの手を弾いて代表初ゴールを記録した。短い時間でもアピールをしないと代表に生き残ることはできない。MF伊東純は代表定着に向けて大きなアピールが出来た。
MF 三竿健斗 (鹿島アントラーズ) なし
→ 後半43分にMF青山敏に代わって出場。大きな見せ場はなかった。
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