10位 : MF 東慶悟 (FC東京)→ ここ数年は力を出し切れていなかったが久々に充実したシーズンを過ごしている。25試合で4ゴール3アシストというのはアタッカーの選手としては際立つ数字ではないが献身的なプレーでチームに貢献しつつ、チャンスに絡んでいるので貢献度は高い。「ラストパスの本数」は36本でJ1で18位となる。MF東慶悟とMF大森が両SHで起用されるケースがほとんどになるがこの2人は新生・FC東京の象徴である。
09位 : MF 家長昭博 (川崎フロンターレ)→ 圧倒的なキープ力を駆使して川崎Fの攻撃にアクセントを加えている。昨シーズンの前半戦は怪我の影響もあってチームにフィットしきれなかったがすっかり川崎Fの攻撃の中心の1人として活躍している。ただ、23試合で2ゴール4アシストというのは能力を考えると物足りない数字である。「シュート精度の低さ」は若いころからの課題と言える。大逆転優勝のためにはさらなる頑張りが必要になってくる。
08位 : MF 高木俊幸 (セレッソ大阪)→ FW杉本健を筆頭に今シーズンのC大阪は攻撃陣が軒並み低調。もどかしいシーズンになっているがそれでも5位に付けている。ACLを狙える位置につけている功労者の1人はMF高木俊である。24試合で6ゴール3アシスト。ここまで出場機会を得るとは予想できなかった。「ドリブルCBP/90分」はJ1で6位、「クロスCBP/90分」はJ1で11位、「シュートCBP/90分」はJ1で18位。3部門ともJ1屈指の数字を残している。