■ 中学年代の日本一を決める大会第33回となる日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会は北海道で開催された。帯広市を中心に開催されたが決勝はサンフレッチェ広島Jrユースとセレッソ大阪U-15の対戦となった。粘り強い戦いで勝ち上がってきた広島Jrユースに対してC大阪U-15は破壊的な攻撃力を持っている。準決勝では地元の札幌U-15に3対0で勝利している。好対照な2チームの顔合わせになったがどちらも初優勝がかかっている。
広島Jrユースは「4-2-2-2」。GK波多野。DF岡崎、寺岡、香取、桑原。MF光廣、中島、入江、藤野。FW島津、棚田。10番のFW棚田は今大会4ゴールを挙げている。DF寺岡は170センチで、DF香取は172センチ。CBコンビは背の高い選手ではない。スタメン11人の中ではDF桑原とMF中島の2人がサンフレッチェ広島F.Cジュニア出身となる。FW棚田はシーガル広島の出身になる。シーガルは英語でカモメを意味する。
対するC大阪U-15は「4-2-2-2」。GK山形。DF大野、西村、角田、恒岡。MF根木、中埜、向、李隆志。FW木原、小河。10番のFW小河はここまで8ゴールを挙げている。U-16日本代表で181センチのFW下川は今大会3ゴール目を挙げているが怪我のため出場機会は限定的。スーパーサブ的な起用法になっている。右SHのMF向井と左SHのMF李隆志はともにドリブラーになるがタイプは少し異なる。