センターバック→ 「CBが日本サッカー界の弱点の1つ」と言われて久しいが、東京世代にはサイズのある大型CBがたくさんいる。「質も量も過去最高クラス」と言えるが、これまでの活動で中心になっているのはDF板倉(仙台)とDF立田(清水)の2人になる。DF板倉は186センチ、DF立田は189センチ。大型CBでありながら、フィード能力も高くて、森保JAPANが目指すサッカーを体現できるだけの技術と判断力を兼ね備えている。
他には海外でプレーしているので召集するチャンスは少ないDF冨安(シントトロイデン)もレギュラーの有力候補になる。5月に行われたトゥーロン国際大会のときは3バックの中央でプレーして大きな存在感を発揮した。2017年のJ1のベストヤングプレーヤー賞を受賞したDF中山雄(柏)はユーティリティー性が高い選手であるが、森保JAPANでは(CBではなくて)ボランチがメインポジションになりそうだ。
右がDF立田、中央がDF冨安、左がDF板倉というのが、現時点でのファーストチョイスと言えるが、有力なCBは沢山いるので競争は激しい。DF杉岡(湘南)も有力なレギュラー候補になる。森保JAPANに定期的に招集されており、左WBと左ストッパーの両方で起用されている。五輪代表においては攻撃的な良さをまだ出し切れていないが、左利きで推進力がある。3バックの場合、左利きのCBというのは相当に貴重である。