ゴールキーパー→ 2020年の東京五輪は7月24日に開幕して8月9日に閉会式が行われる。大イベントまで2年を切ったが森保JAPANは2年後の東京五輪を見据えてアジア大会は「オール21才以下」で挑んだものの、見事に決勝進出を果たした。この年代での「2才差」は大きいので、ハンディを抱えながらの決勝進出というのは高評価に値する。きわどい試合の連続だったが決勝戦で金メダルをかけて韓国と対戦することになった。
森保JAPANにとって今回のアジア大会は発足してから5つ目の大会になる。先日のUAE戦が通算して20試合目になる。約9か月ほどの期間で20試合をこなしているのでハイペースで強化が進んでいるが正キーパーとして起用されているのはGK小島亨(早稲田大)になる。183センチなのでサイズに恵まれていないが安定感がウリとなる。内山JAPANでも守護神を務めたGK小島亨は世代屈指のキーパーと言える。
「左利きで、安定感があって、サイズには恵まれていない。」という共通点を持つのでGK西川(浦和)と比較されるケースが多くなっているが、つなぐサッカーを標榜する森保JAPANに合ったキーパーである。「後方からつなごうとして失点する。」というのはこの手のサッカーを志向するチームにありがちなことであるが、GK小島亨は判断が的確なのでイージーなミスはほとんどない。森保監督の評価は極めて高い。