川崎フロンターレ ・・・ B-→ リーグ連覇に挑むJリーグ王者の川崎Fは23節に行われた首位攻防の広島戦(A)で逆転勝利を飾った。1試合消化が少ない中、広島との差が「6」に縮まった。逆転優勝に向けて大きな勝ち点「3」を獲得したが今夏の最大のニュースはMFエドゥアルド・ネット(→名古屋)の退団になる。今シーズンはやや低調だったが2016年に加入してからボランチの中心として活躍してきた選手なので驚きの移籍となった。
高さがあって、かつ、左利き。アクセントになっていた選手の流出は痛手に思えたが、大卒ルーキーのMF守田が素晴らしい活躍を見せており、現状ではMFエドゥアルド・ネットが流出した影響を全く感じさせない戦いができている。推測になるが「ルーキーのMF守田のボランチ起用に目途が立ったので名古屋からのオファーが届いたMFエドゥアルド・ネットに対して強い慰留はしなかったのでは?」と考えられる。
1年でチームに復帰してきたFW大久保(→磐田)の退団も驚きだったが攻撃陣の層は厚い。人気選手であり、風間監督時代に大活躍した選手なのでわずか半年でチームを離れたことに関して寂しく感じている人は多いと思うが戦力的なマイナスはほとんどない。加入が決まったのはMFカイオ・セザール(トンベンセ)になる。まだベールに包まれたままであるが193センチの大型ボランチ。能力は高そうだ。