■ 久々の昇格を目指すアビスパ福岡4位の福岡は2016年以来のJ1復帰を目指しているがFC岐阜で活躍したドリブラーのFWレオ・ミネイロ(アトレチコ・パラナエンセ)を獲得。さらにDF吉本(FC東京)とDF古賀(柏)も獲得した。育成型期限付き移籍のDF古賀は6月30日(土)に行われた21節の町田戦(H)でデビューを飾ったが6試合連続スタメンフル出場中。SBでもプレー可能で、SBでもプレー可能というユーティリティー性が早くも発揮されている。
FWレオ・ミネイロも28節の水戸戦(H)で移籍後初ゴールを記録するなど戦力になりつつある。コンディションが整わなかった193センチの大型ストライカーのFWトゥーリオ・デ・メロがシーズン途中で契約解除になったのは今シーズンの福岡の大きな誤算と言えるがJ2で実績のあるFWレオ・ミネイロを獲得できたのは良かった。そこまで派手さは感じられないが福岡はいい補強が出来たチームの1つに挙げられる。
同じく5位と好位置の横浜FCはFW瀬沼(山形)とDF田代真(長崎)というJ2で実績のある選手を獲得。戦力アップに成功した。外国人枠の問題もあって出場機会に恵まれなかったFWジョン・チュングン(→岡山)は抜けたが、FW瀬沼とDF田代真の加入で攻撃陣も守備陣もパワーアップに成功した。FW瀬沼はエースのFWイバの負担を減らすことが出来るはず。DF田代真はCBの一角でスタメンを確保する可能性もある。