■ 切り札としてW杯で大活躍ロシアW杯の直前の時期は「本田不要論」を唱える人が多かった。強烈な逆風が吹く中、ロシアW杯の本大会では切り札的な存在になって3試合で1ゴール1アシストの活躍。日本のベスト16入りに大きく貢献したMF本田圭はパチューカを退団することがすでに確定したいたので移籍先が注目されていたがAリーグのメルボルン・ビクトリーへの移籍が確定した。メキシコの次なる場所としてオーストラリアを選択した。
北京世代のMF本田圭は今年の6月13日(水)で32才になった。2010年の南アフリカW杯の直前の時期からずっと日本サッカー界を引っ張ってきたがキャリアの終盤戦を迎えている。2022年のカタールW杯を目指さないことは明らかにしており、ロシアW杯の決勝Tの1回戦のベルギー戦が代表でのラストマッチになるのはほぼ確実と言えるが、現役を引退するわけではない。オーストラリアで新しい挑戦が始まる。
最近では元イタリア代表で日本でも人気を集めたFWデル・ピエロがオーストラリアのシドニーFCでプレーしている。2年間で48試合に出場して24ゴールを記録。改めて数字を見ると結構な活躍を見せているが欧州とも南米ともアメリカとも全く違った環境になる。オーストラリアはどちらかというと生活がしやすい国の1つになるのでキャリアの晩年にオーストラリア行きを選択するスター選手が非常に多くなっている。