■ CBの有望株は・・・。J2でプレーする守備的なポジションの選手で中で、今、最もJ1のクラブから注視されているのはDF畠中(東京V)になる。184センチの長身で22才のCBに対してG大阪と横浜FMと仙台が関心を寄せている。東京Vユース出身でクラブ愛の強い選手だと思うので、東京VがJ1昇格を目指して戦っている最中にチームを離れることは考えにくいがこれだけJ1のクラブから興味を持たれるとグラつく気持ちは出てくるだろう。
J2でプレーする若手の日本人CBの中ではDF畠中が屈指の有望株といえるが、J1のクラブで即戦力として活躍できる可能性が最も高い選手の1人はDF鈴木義(大分)だろう。大卒4年目。J1の名古屋が獲得に乗り出したこともあったが無名だった時代に声をかけてくれた大分に対して強い愛着を持っているようだ。184センチの長身でがっちりした体格である点も魅力と言える。J1でも問題なくやれそうな選手である。
DF井林(東京V)もJ2屈指のCBと言える。179センチというのは現代のCBとしては小柄であるが空中戦に強くて統率力もある。徳島はDF井林に対して3年連続でオファーを出すなどストーカーに近い状態になっているがいずれのオファーも断ってプロ入りからずっと東京Vでプレーしている。J1のクラブからオファーはいくつも届いていると思うが「愛着のある東京Vを昇格させたい。」という強い気持ちを抱いている。
■ SBの有望株は・・・。今シーズンはやや低調で本来のプレーは出来ていないがDF林堂(愛媛FC)もJ2の中では屈指のCBと言える。愛媛FCは「3-4-2-1」を採用するケースが多くて「3バックの右」か、「3バックの中央」でプレーする機会がほとんどであるが、正確なフィードは絶品。J2でプレーするCBの中でフィード力は最高クラスと言える。3バック向きのCBなので3バックを採用しているチームの多くが関心を持っているはずである。
若手のCBでは流通経済大出身のDF今津(甲府)がイチオシの選手になる。見た感じは「いかつい」がタフに戦える選手である。気持ちを前面に押し出して戦える点は彼の大きな魅力と言える。J1のC大阪からの期限付き移籍中となるDF庄司(金沢)は森保JAPANでもプレーしたがJ2で試合経験を積んで着実に成長している。どちらかというとソフトなプレースタイルだったが、経験を積んでガツガツ行ける選手になった。
J2でプレーするSBの選手で有望視される選手というとDF大本(徳島)の名前が真っ先に挙げられる。FC岐阜でプロデビューを果たしたが、突出したスピードを持っており、わずか1年で徳島にステップアップした。今シーズンは怪我の影響で出遅れたが途中で定位置を確保した。スピードに注目が集まるが野洲仕込みのテクニックも併せ持っている。将来的にはフル代表も十分に狙える選手と言えるだろう。
他にはDF湯澤(甲府)とDF北爪(横浜FC)の2人も能力が高いSBである。DF湯澤は柏で出場機会に恵まれず。京都でも出場機会が限られたがスケールの大きな選手である。新天地の甲府で存在感を発揮しつつある。一方のDF北爪も千葉では力を出し切れず。昨オフに横浜FCに移籍したが持ち前の推進力を生かして上位争いに参加する横浜FCの中心の1人になりつつある。プレーヤーとしての評価は急上昇している。
■ ボランチの有望株は・・・。J2でプレーする若手のボランチの選手の中で有望視される選手の名前を挙げていくときに真っ先に頭に浮かぶのはMF渡辺皓(東京V)になる。東京Vは「4-1-2-3」を採用することが多いのでインサイドハーフでプレーする機会が多くなっているがエネルギッシュなプレーが出来る選手である。165センチと小柄ながら身体能力が高くて技術も高い。26試合で2ゴール8アシスト。今シーズンはたくさんのゴールに絡んでいる。
大宮から期限付き移籍中のMF小島幹(水戸)も有望視されるボランチと言える。今シーズンから長谷部監督がチームを指揮しているがMF小島幹は大飛躍のシーズンになっている。テクニックがあって、アイディアが豊富で、判断が正確。優雅なプレーを見せる。J1の湘南からの期限付き移籍となるMF神谷(愛媛FC)も将来を嘱望されている選手になる。森保JAPANの核になっているが勝ち気な性格も魅力と言える。
ポテンシャルが非常に高いのはMF塚川(岡山)になる。184センチの大型ボランチで得点力が非常に高い。まだ粗削りなところはあるが大きな可能性を秘めている。同じ184センチのMF米原(熊本)もボランチとしてのポテンシャルが高い。左利きという点も大きな武器になるだろう。大卒ルーキーの中では阪南大出身のMF重廣(京都)はいい選手である。まだ力を出し切れていないが将来が楽しみなボランチである。
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