■ 18節を終えた時点で16位G大阪は18節を終えた時点で4勝10敗4分けで勝ち点「16」。入替戦圏となる16位と苦しんでいる。17位で降格圏に位置する鳥栖との差は「1」のみ。クラブ史上2度目のJ2降格の危機を迎えているがちょうど折り返し地点となる17節が終了した時点でクルピ監督の解任を決断。クラブOBで元日本代表の宮本監督に再建を託した。先の18節の鹿島戦(H)が宮本監督にとっての初陣になったが1対1のドローに終わった。
先制された後にDF米倉のロングシュートが決まって1対1のドロー。勝ち点「1」を加えたことで何とか降格圏転落を免れたが依然として厳しい状況が続いている。トップチームを率いるのは初めてとなる宮本監督にとっては大変なチャレンジになると思われるが、7月31日(火)に待望の新戦力のFW小野瀬(山口)の加入が決定した。横浜FC時代からずっとJ2で戦ってきたFW小野瀬にとっては自身初のJ1挑戦となる。
今シーズンはここまで25試合に出場して10ゴール3アシストを記録。暫定ながら6位とプレーオフ圏内に位置する山口の攻撃の中心として目覚ましい活躍を見せてきた。3トップの右でプレーするケースがほとんど。ウイングでの起用が続いたが「J2の中では屈指のアタッカー」と言えた。なので、G大阪などJ1のクラブが目を付けても全く不思議はない状況だったが、今回、オファーを出したG大阪への移籍を決断した。