愛媛FC→ 14節を終えた時点で2勝8敗4分け。出遅れた愛媛FCはこの時点で間瀬監督が退任。後任の川井監督になってからもなかなかエンジンがかからなかったが22節から怒涛の3連勝。3試合で勝ち点「9」を獲得してついに降格圏を脱出した。熊本も追い抜いて19位に浮上した。21位の讃岐との差は「3」なので全く油断はできないがチーム状態は上がってきた。中位グループの背中が少しずつ見えてきた。
新戦力のお披露目となった24節の岡山戦(H)は2対0で勝利したが新加入のMF禹相皓(FC岐阜)がいきなりトリプルボランチの一角でスタメン出場。好プレーを見せた。FC岐阜では1試合の出場のみだったが運動量が豊富で繋ぎのパスも安定していた。ボランチがやや手薄だったのでMF禹相皓に目途が立ったのは大きい。「4バック」、「トリプルボランチ」、「FW神谷の1トップ」はオプションの1つになるだろう。
その他では地元出身のFW藤本佳(岡山)を期限付き移籍で獲得した。J2では通算42試合で1ゴールのみ。得点力は皆無に近いが運動量が多くて相手の守備陣をかき回すことができる選手である。悪くない補強と言える。現時点で加入が決まったのはMF禹相皓とFW藤本佳の2人のみとなるが選手層が厚くないことを考えるとあと1人くらい補強があってもおかしくない。高さのあるCBを獲得できれば戦力アップになる。