モンテディオ山形→ 23節を終えた時点で10位。6位の横浜FCとの差は「5」なのでプレーオフ争いに参加している山形はJ1時代の新潟で活躍したFWブルーノ・ロペスを獲得した。得点源になることが期待されていたFWフェリペ・アウヴェスは12試合で3ゴールのみ。J1昇格のためには「ゴールを量産できるストライカー」が必要だったのでJ1時代の新潟で2桁ゴールを記録した経験のあるFWブルーノ・ロペスにかかる期待は大きい。
フィジカルの強い選手で強引なドリブル突破からシュートチャンスを生み出すことができる選手である。ポストプレーなどは得意ではないので「どのポジションで使うのか?」は注目点になるが当時の力を維持できていたら大きな戦力になるだろう。前半戦の山形はMF小林成やMF汰木やDF熊本ら若手が能力の高さを示した一方でブラジル人トリオが期待外れだった。助っ人としてチームに貢献してほしいところである。
その他では出場機会に恵まれなかったMF茂木力がレンタル元の浦和に復帰することになった。そして、福岡でチャンスを得ることが出来なかったDF田村友(福岡)の獲得に成功した。DF田村友は浦和に期限付き移籍した後は出番に恵まれずに伸び悩んでいるがサイズとフィジカルが魅力。ポテンシャルは高い。ここ1・2年の山形は「ポテンシャルの高い選手」を積極的に集めているが考え方としては極めて正しい。