10位 : MF ジャカ (スイス)→ アーセナルで活躍している世界最高峰のゲームメーカー。今大会のスイスは黄金世代が中心だったので上位進出が期待されたがラウンド16でスウェーデンに敗れてベスト16止まり。期待以下の成績に終わったが、MFジャカはGLの2戦目のセルビア戦で強烈なミドルシュートを決めるなど一定の存在感を発揮した。ただし、この試合で見せたゴールパフォーマンスが問題視されるなどプレー面以外の方が話題になった。
09位 : MF ヘンダーソン (イングランド)→ 「3-1-4-2」のアンカーの位置でプレーする機会が多かった。派手なプレーはほとんどなかったが堅実なプレーでチームに安定をもたらした。正確なポジショニングを駆使して相手の攻撃を未然に食い止める場面が多かった。前評判の低さを覆してベスト4進出を果たしたイングランドの躍進に大きく貢献したが効果的な前線へのパスはあまり多くなかったので司令塔役としてはやや物足りなさも感じた。
08位 : MF ヴィツェル (ベルギー)→ 中国の天津権健でプレーする守備型のボランチ。186センチのサイズを生かしたダイナミックな守備が特徴。攻撃的な選手が多くて重心が前にかかりがちなベルギーの中でうまくバランスをとって地味ながら躍進に貢献した。ボランチの相方は意外と定まらずにMFデ・ブルイネ、MFティーレマンス、MFフェライニ、MFデンベレとWボランチを組んだが、誰とWボランチを構成しても大きな問題は生じなかった。