41人目 : FW ドウグラス (アランヤスポル→清水エスパルス) ・・・ A+→ 何と言っても広島時代の2015年に突如として爆発して21ゴールを記録。MVP級の活躍を見せてリーグ制覇に大きく貢献したシーズンが印象深い。これまでに何度もJリーグ復帰の噂が流れたが清水が争奪戦を制する形になった。2015年のような活躍ができたらとてつもなく大きな戦力になるがJリーグで華々しい活躍を見せたのは2015年のみ。埋もれた時期が長かったので「確変だったのでは?」という懸念あり。
42人目 : FW 大久保剛志 (PTTラヨーンFC→京都サンガ) ・・・ D+→ 京都はJ2残留に向けて積極的な補強を行っているが、タイリーグでプレーしていた32才のベテランを期限付き移籍で獲得した。「点を取れる選手」が必要なのは誰の目にも明らかだったが意外なところから意外な選手を獲得した。FW大久保剛志というとJFLのソニー仙台のときにゴールを量産したイメージが強い。JFLでは通算すると115試合で42ゴール。タイリーグでは79試合で20ゴールを記録している。
43人目 : FW レオ・ミネイロ (アル・マークヒヤ→アビスパ福岡) ・・・ A-→ 2015年と2016年の2年間、FC岐阜でプレーした。2016年にはJ2で38試合で13ゴールを記録。エースとして攻撃陣を牽引したがこの年のドリブル数がJ2最多だった。強靭なフィジカルを生かしたドリブル突破が最大の武器となる。コンディションに問題がなければ大きな戦力になる可能性は高い。セルフィッシュな選手ではない点もFWレオ・ミネイロの武器と言える。攻撃だけでなく守備でも頑張ってくれる。
44人目 : MF 禹相皓 (FC岐阜→愛媛FC) ・・・ C-→ 北海道出身で柏U-18育ち。その後は明治大に進んで大学卒業後はモンテネグロのリーグでプレーした変わり種。国籍は韓国になる。どちらかというと守備型のボランチで「4-1-2-3」のアンカーの位置が最適なポジションと言えたが出場機会に恵まれず。J2では1試合の出場のみだった。愛媛FCは「ボランチが補強ポイントの1つ」と言えるほど人材が不足しているので出場機会は得やすくなるだろう。
45人目 : DF 田村友 (アビスパ福岡→モンテディオ山形) ・・・ B-→ 高いポテンシャルに目を付けた浦和が引き抜きを画策。2017年は浦和でプレーしたがJ1では出場機会がなかった。レンタルバックで福岡に復帰したがJ2で1試合のみ。成長過程の段階で安定して出場機会を得なければいけない時期に選手層の厚い浦和に移籍したのは失敗だったと言わざる得ない。ここ1・2年は停滞しているが強靭な肉体とサイズを持った選手なので「良い補強」と言えるのではないか。
46人目 : DF 丹羽大輝 (サンフレッチェ広島→FC東京) ・・・ B+→ またもや長谷川監督のG大阪時代の教え子を獲得した。昨夏にG大阪から広島に移籍。すぐに広島に馴染んで残留に貢献したので(前半戦は出場機会に恵まれなかったとは言っても)このタイミングで広島を飛び出すことは予想できなかった。サプライズ移籍といえる。DF丸山とDF吉本が抜けたFC東京はCBが最大の補強ポイントだったのでチーム事情にマッチした良い補強と言える。ムードメーカーとしても貢献できる。
47人目 : DF 西山雄介 (Y.S.C.C.横浜→ガイナーレ鳥取) ・・・ B-→ 「W西山の1人」でCBのDF西山雄が鳥取にステップアップすることになった。攻撃力があって加入7年目の重鎮である左SBのDF西山峻に対して、CBのDF西山雄は182センチのCB。J3レベルで考えると「サイズに恵まれたCB」である。Y.S.C.C.横浜の主力選手をシーズン途中で引き抜くことになったがそれだけ彼の能力を鳥取は買っているのだろう。この移籍によって鳥取の最終ラインの層が厚くなるのは確実。
48人目 : MF 庄司悦大 (ベガルタ仙台→京都サンガ) ・・・ A-→ 山口ならびにFC岐阜では「J2最高クラスのゲームメ―カー」として活躍。満を持して仙台でJ1初挑戦となったが怪我の影響もあってほとんど試合に絡めなかった。ゲームをコントロールできる選手を必要としている京都に移籍することになったがJ2では実績のある選手なので早くチームになじんで組み立ての中心になることが期待される。J1では力を出せなかったがJ2での実績は申し分ない選手である。
49人目 : FW ミシャエル (アトレティコ・デ・アラゴーニャス→FC岐阜) ・・・ ???→ クラブの公式サイトでは「スピードとテクニックを兼ね備えたアタッカー。独特のリズムのドリブルでチャンスを作り出す。」と紹介されている。ブラジル出身で1996年生まれ。22才なので若手になる。プレー動画を探してみたが「MICHAEL」という名前はブラジルではありがちな名前なのか、見つからなかった。ブラジルの選手でプレー動画が見つからないのは相当に珍しい。ウイングが主戦場になるはず。
50人目 : MF 前田直輝 (松本山雅→名古屋グランパス) ・・・ B+→ J2降格を免れるために積極的な動きを見せる名古屋に電撃移籍することになった。横浜FMで出場機会に恵まれずにオフに3年ぶりに古巣の松本山雅に戻ってきたがわずか半年で退団。J1の名古屋に個人昇格となった。中断明けの浦和戦(A)は「4-2-2-2」を採用しており、MF玉田と右SHのポジションを争うことになるだろう。ドリブルが注目されるが実は走力があってスプリント回数の多さはJ1屈指だった。
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