10位 : DF ヴィダ (クロアチア)→ 大会前のクロアチアは「守備陣が不安」と言われていたが奮闘した。守備陣の頑張りがあったればこその準優勝と言えるが特徴的なヘアスタイルのDFヴィダのエネルギッシュなプレーは目立った。準々決勝のロシア戦の延長戦の後半6分に決めた逆転ゴールは印象深い。一方で、ロシアに勝利した後、「ウクライナの栄光!この勝利をディナモ(・キエフ)とウクライナに捧げる。」とコメントをして顰蹙を買った。
9位 : DF キム・ヨングォン (韓国)→ 韓国は3試合で3失点。「死のグループ」と呼ばれたF組に組み込まれたことを考えると大健闘した。キーパーのGKチョ・ヒョヌの活躍は目立ちに目立ったが、FC東京や大宮でプレーしたDFキム・ヨングォンも守備の要として奮闘した。得意のロングフィードを披露するシーンは少なかったがGLの最終戦のドイツ戦では後半48分に値千金の先制ゴールをゲット。歴史的な金星を獲得する立役者の1人になった。
8位 : DF イグナシェヴィッチ (ロシア)→ CSKAモスクワの同僚のGKアキンフェエフとともに長きに渡ってロシアの守備陣を支えてきたベテランにとってキャリアの集大成となるW杯だったがベスト8入りに大きく貢献した。1979年7月14日生まれになるが全選手の中で4番目の年長者だった。年齢的な衰えから来るスピード不足を心配する声は多かったが老獪なプレーで弱点を露呈するシーンはほとんどなかった。精神的な支柱としても存在感を発揮した。