10位 : GK ゾマー (スイス)→ スイスは黄金世代が中心のチーム構成だったので上位進出が期待されたがベスト16止まり。力を出し切れなかったが守護神のGKゾマーは好プレーを随所に披露してチームを引っ張った。GLの3戦目の後半48分には自身のオウンゴールで同点ゴールを許したが跳ね返ったボールが体に当たってしまった末のオウンゴールなのでGKゾマーには何の責任もない。これをオウンゴールと記録するのは気の毒に感じる。
9位 : GK ナバス (コスタリカ)→ 前回大会でベスト8に入ったコスタリカだったが今大会は結果を出せず。0勝2敗1分けでGL:4位に終わったが、4年前と同じで伝統の粘り強いサッカーを見せて対戦相手を苦しめた。特に印象的なのはGLの2戦目のブラジル戦になる。後半のアディショナルタイムに2失点して0対2で敗れたがGKナバスを中心としたコスタリカの守備は堅かった。Rマドリーで正キーパーを務める実力を世界中に示した。
8位 : GK チョ・ヒョヌ (韓国)→ Jリーグで活躍するGKキム・スンギュ(神戸)とGKキム・ジンヒョン(C大阪)を差し置いて韓国代表の正キーパーとして起用されたが「この2人を押しのけて起用されるのも納得」と言えるプレーを見せた。3試合ともたくさんチャンスを作られたがGKチョ・ヒョヌの神がかり的な活躍で失点を最小限に抑えた。歴史的な番狂わせとなったGLの3戦目のドイツ戦のプレーも圧巻だった。オリックスの金子千尋に似ている。