ボランチ編→ 史上5位となる国際Aマッチ114試合に出場したキャプテンのMF長谷部は代表引退を表明した。約8年間、代表のキャプテンを務めたMF長谷部の穴を埋めるのは簡単なことではないがロシアW杯で輝きを放ったMF柴崎岳(ヘタフェ)が、これからの4年間、日本代表の中盤を支えていく可能性は高い。年齢を考えるとこれから2022年のカタールW杯までの4年間が「プレーヤーとしての最盛期」と考えられる。
改めて振り返ってみると西野JAPANの初期の段階は同級生となるMF大島僚(川崎F)の方が序列は上だった。MF大島僚がケガをして練習に参加できなかったことも絡んでMF柴崎岳がボランチのレギュラーを獲得したが紙一重のところでサッカー人生というのは大きく変わってくる。4試合すべてでスタメン出場したMF柴崎岳はロシアの地で大きな自信を手に入れただろう。代表の顔的な存在になる可能性は高い。
引き続いてWボランチを採用するのであれば「MF柴崎岳のパートナーを誰にするのか?」が最大の注目点になる。もちろん、MF大島僚も有力な候補の1人になる。ボールコントロールに長けた選手でJ1の川崎Fでは絶大な存在感を発揮している。代表では度重なる怪我の影響で力を出し切れていないがゲームメーカーとしては日本人屈指である。MF柴崎岳とMF大島僚という司令塔型の選手を並べる可能性もある。