左SB/WB編→ DF長友はロシアW杯の本大会ではレギュラーの左SBとして見事な活躍を見せた。4年前のブラジルW杯は年齢的にピークの時期で迎えたW杯だったので大きな期待が寄せられていたが0勝2敗1分けでGL敗退。大きな挫折を味わったが今大会ではGL突破を果たした。ラウンド16のベルギー戦は大逆転負けを食らったが試合後に「悔しいですけど自分たちの全てを出したので悔いはないです。」とコメントした。
世界の中の日本代表の立ち位置を考えるとW杯の本大会では「GLを突破できたら大成功で、GLを突破できなかったら大失敗」となる。4年前のブラジルW杯の屈辱をバネに日本代表はロシアW杯で躍進を果たしたがベルギー戦の直後のDF長友の晴れやかな表情を見てグッと来た人は少なくなかっただろう。「自分たちの全てを出しきったので悔いはないです。」と言える戦いができたことは非常に良かったと言える。
すでにDF長友は「4年後のカタールW杯を目指すこと」を公言した。MF長谷部は代表引退を表明しており、MF本田圭も代表引退を示唆するコメントを残しているが、どちらの道が正しいのか?は誰にも分からない話である。DF長友の考え方も理解できるし、MF長谷部やMF本田圭の考え方も理解できる。年齢を考えると4年後のカタールW杯を目指すのは精神的にきついものがあると思うがDF長友らしい決断である。