■ フランス vs ベルギーが事実上の決勝戦ロシアW杯は準々決勝に突入した。1日目はフランス vs ウルグアイ、ベルギー vs ブラジルという顔合わせになったがフランスとベルギーが勝利してベスト4に進出した。準決勝でフランスとベルギーが対戦することになったが、クロアチア・ロシア・スウェーデン・イングランドと比べると「この2チームの力は上」と見られている。「準決勝のフランス vs ベルギーが事実上の決勝戦」と意見する人は少なくない。
一方、ウルグアイとブラジルがともに準々決勝で敗れたことで南米の5チームが全滅した。現時点で生き残っているのはフランス・ベルギー・クロアチア・ロシア・スウェーデン・イングランドの6か国。結局、生き残っている6チームは全て欧州の代表になる。「欧州で開催されるW杯では南米勢は勝てない。」というのはサッカー界では良く知られているジンクスになるがまたしても南米勢は勝てなかった。
結局、今大会の南米勢はブラジルとウルグアイはベスト8、コロンビアとアルゼンチンはベスト16、ベルーはGL敗退。南米勢としては「史上最低レベルの成績に終わった。」と言わざるえないが、VARシステムの導入が大きな影響を及ぼしたように思う。W杯では初めて導入されたVARシステムに関しては否定的な意見もあるが、「汚いプレーやダーティーなプレーが減った。」という点だけでも効果はあったと言える。