■ 世界中が注目したカードロシアW杯は準々決勝に突入した。準々決勝の2試合目はブラジルとベルギーの対戦になった。ラウンド16のベルギー戦で日本が勝利していたらブラジル vs 日本という対戦カードになっていたことを考えると「ベルギー戦は何とももったいない試合だった。」と改めて感じてしまうがFIFAランキングが2位のブラジルとFIFAランキングが3位のベルギーの対戦は「準々決勝の4試合の中の最高でカード」と言えた。
全世界が注目したビッグカードだったが前半13分にCKから相手のオウンゴールでベルギーが先制に成功すると前半31分にはFWルカクのドリブルを起点にカウンター。最後はFWデ・ブルイネが右足で強烈なシュートを決めて大きな追加点を奪った。2点を追うブラジルは後半31分に途中出場したMFレナト・アウグストのヘディングシュートで1点差に迫ったが追いつくことは出来ず。ベルギーがベスト4に進出した。
後半は2点を追うブラジルが押し込む展開になった。後半31分に追撃弾が生まれたのでこのままの勢いでブラジルが2対2の同点に追いつくかに思えたがGKクルトワを中心にベルギーが1点リードを守り切った。試合の終盤はパスがつながらなくなったが10番のMFエデン・アザールが素晴らしいボールキープを見せてチームを助けた。チームが困っている時間帯にボールを保持し続けて時計を進めることが出来た。