■ 鳥栖入りはなさそうな情勢FWフェルナンド・トーレスはスペイン代表として110試合で38ゴールを記録している。2010年の南アフリカW杯のときは全7試合に出場して世界一に貢献している世界的なストライカーであるが「鳥栖に加入するのではないか?」と報じられてきた。同年代のMFイニエスタに続く大物外国人選手のJリーグ入りなるか?に注目が集まっていたが6月29日(金)に「鳥栖と大筋で合意に達した。」と大々的に報じられた。
信憑性が一気に高まったが翌日になって「金銭面の条件で隔たりが生じて破談となった。」と報じられた。7月2日(月)には鳥栖の竹原社長が「危機的状況」、「信用をなくしたので(契約成立は)もうないでしょう。」とコメント。「音信不通の状態になっている。」という話なので鳥栖入りの可能性は限りなくゼロになった。メディアを騒がせただけでFWフェルナンド・トーレスの加入はなさそうな情勢である。
最終的な条件は「年俸が8億円の複数年契約」と報じられたが、やはり、高すぎる感じは否めない。2014年にC大阪に加入したFWフォルランの年俸は諸説あるが6億円という説が有力である。神戸のFWポドルスキも同じくらいと言われているが、8億円という年俸が事実であるならば彼らよりもはるかに上の金額になる。FWフェルナンド・トーレスがここまでの価値を持った選手なのか?は意見が分かれるところである。