■ まさかの大幅なスタメン変更GL突破がかかった最終のポーランド戦で西野監督は大胆なスタメンの入れ替えを行った。GK川島とDF酒井宏とDF吉田とDF長友とMF柴崎岳の5人は引き続いてスタメン出場となったがDF槙野とMF山口蛍とMF酒井高とMF宇佐美とFW岡崎慎とFW武藤嘉の6人を初めてスタメンで起用してきた。DF昌子、MF長谷部、MF香川、MF乾、MF原口、FW大迫の6人はベンチスタートとなったが驚きの選手起用だった。
もちろん、年齢的な問題を抱えているMF長谷部に代えてMF山口蛍を起用するなどいくつかの変更は十分に予想できたがここまでメンバーを入れ替えてくるとは2節を終えた時点では想像できなかった。「このままの勢いでポーランドを下す。」というのが、一番、いい選択に思えたので「まさかの大幅変更」だったが最大にして唯一の目標であるGL突破を果たすことができた。サブ組中心でも大きな落差はなかった。
「ポーランド戦で大幅にスタメンを入れ替えてくるかもしれない。」ということは試合当日にいくつかのスポーツ紙が報じているので寝耳に水の話ではなかったが、それでも「さすがに飛ばしだろう。」と思っていた。特にSBが本職のMF酒井高を2列目で起用するのは結構なギャンブルである。「一種の情報戦である。」と考えていたので報じられていたとおりのスタメンになったことに関しては相当に驚いた。