■ 3度目となるGL突破を果たす。日本代表は目標としていたGL突破を果たした。「引き分け以上で無条件で突破が決まる。」というポーランド戦はメンバーを大幅に入れ替えるターンオーバーを実施。決勝T以降の戦いを見据えてFW大迫、MF香川、MF乾、MF原口、MF長谷部、DF昌子はベンチスタート。FW岡崎慎、FW武藤嘉、MF宇佐美、MF山口蛍、MF酒井高、DF槙野を先発で起用してきたがフェアプレーポイントの差で2位通過を果たした。
日本は2002年と2010年に次いで3度目となるGL突破を果たしたがアジアの中では最多となる。韓国は2002年と2010年の2度なので「アジアの盟主」と言われた韓国をGL突破の回数では上回ったことになる。アジアの国でGL突破を果たしたのは日本だけ。また、セネガルがGLで敗退したことでアフリカ勢は全滅となったのでサッカーの世界では第3国と言われるアジアとアフリカの中では唯一の決勝T進出国となる。
日本サッカー界にとってGL突破は悲願であり、快挙と言えるが、最後のポーランド戦の戦い方は難しかった。後半14分にFKから先制ゴールを許したが後半29分にセネガルも先制ゴールを許した。「セネガルが先制ゴールを許した。」という情報が入った瞬間、日本は戦い方を大きく変えて、最後の10分ほどは攻撃を仕掛けなくなって時間を潰す選択を取った。初勝利を手にしたいポーランドも静観するだけだった。