■ 決勝T進出に大きく前進2戦目のセネガル戦で勝ち点「1」を獲得した日本はアジア勢としては最多となる「3度目の決勝T進出」に大きく前進した。ポーランド戦は引き分けでもOK。負けた場合でもコロンビアがセネガルに敗れたら日本の2位通過が確定する。敗れても決勝T進出が確定する可能性もあるが2連敗のポーランドはすでに決勝T進出の可能性が消滅した。勝ち点を獲得して自力で「16強入り」を確定させたいところである。
セネガル戦はGK川島のパンチングのミスから失点。立ち上がりからセネガルに攻め込まれた中での先制ゴールだったので非常に嫌な流れだったが選手たちは慌てることなく落ち着いて戦うことが出来た。前半34分にMF乾のゴールで同点に追いついた。MF乾にとっては得意のエリアからのシュートだったが「乾ゾーン」とも言える。その前に見事な飛び出しを見せて起点になったDF長友のプレーも非常に良かった。
W杯初ゴールを挙げたMF乾は後半33分のMF本田圭の同点ゴールもアシストした。1ゴール1アシスト。初戦のコロンビア戦はボールを失う回数が多くて攻撃の部分では持ち味を出し切れなかったがセネガル戦では躍動した。後半26分に生まれたセネガルの2点目のゴールはMF乾がマークしなければいけなかった相手の右SBのDFワゲに決められたので責任を感じていたと思うがアシストという形で取り返した。