■ 何とか決勝ゴールを奪って初勝利E組の第2節。引き分けスタートとなった優勝候補の一角のブラジルと黒星スタートのコスタリカの試合は6月22日(金)に行われた。「堅いコスタリカの守備陣を世界屈指のブラジルの攻撃陣が打ち破ることが出来るか?」が興味の対象だったが前回大会でベスト8に入った時の主力選手がたくさん残っているコスタリカが奮闘。ブラジルはなかなかゴールを奪うことができずに0対0のままで時間だけが過ぎていった。
後半33分にはMFネイマールがエリア内でファールを受けてPKを獲得。絶好の先制のチャンスを迎えたかに思えたがVARシステムによってPKは取り消しとなる。0対0のままで後半のアディショナルタイムに突入。ブラジルは窮地に追い込まれたが後半46分にゴール前に入ってきたMFコウチーニョが決めてようやく先制に成功する。さらに後半52分にはMFネイマールが今大会初ゴールを決めて息の根を止めた。
2対0で勝利したブラジルは今大会初勝利。1勝1分けとなった。最終節はセルビアとの試合になるが決勝Tへの道筋が見えてきた。ドロー発進したときは批判を浴びたが2試合で1勝1分けなので悪くない。力の差を考えるとセルビアに負けることは考えにくい。初戦は不出来だったMFネイマールにゴールが生まれたのも大きい。大きなプレッシャーがかかっていたと思うが楽な気持ちでプレーできるようになるだろう。