■ 影のMVPはDF昌子コロンビア戦の直前の時期は「誰がスタメンで起用されるのか?」が話題になった。ガーナ戦&スイス戦のメンバーで行くのか?パラグアイ戦のメンバーで行くのか?2つを融合したメンバーになるのか?が興味の対象だったが、結局、「2つを融合したメンバー」になった。「ガーナ戦&スイス戦の主力」の中ではGK川島、DF吉田、DF長友、MF長谷部、MF原口、FW大迫の6人がスタメンの座を取り返した。
一方、DF昌子、MF柴崎岳、MF香川、MF乾の4人は「パラグアイ戦の主力」になる。例外は右SBのDF酒井宏になる。怪我を抱えていたので事前のテストマッチでスタメン出場することがなかった。慎重にコンディション調整を行って何とかコロンビア戦に間に合ったが素晴らしいプレーを見せた。後半28分のFW大迫の決勝ゴールにつながったCKはゴール前に入っていったDF酒井宏のシュートで得たCKだった。
GK川島なのか?GK東口なのか?GK中村航なのか?で注目されたキーパーと並んでCBのポジション争いも注目を集めたがDF槙野やDF植田直ではなくてDF昌子が起用された。コロンビアの前線はそこまで高さがないので国際レベルで考えると空中戦に不安があるDF昌子でも大きな問題はなかった。その一方で得意の地上戦では好プレーを連発。DF昌子は「影のMVP」と言っても過言ではない活躍だった。