左SB/WB編→ 5月30日(水)に行われたガーナ戦では「3-4-2-1」を採用したが右WBで起用されたのは2列目が本職となるMF原口だった。不慣れなポジションで起用されたMF原口は持ち味であるアグレッシブなプレーを見せて主に攻撃面でチームに貢献した。3バックならびにMF原口のWB起用がオプションの1つにあり得ることを示したがあくまでもオプションの1つである。本大会で最初から用いる可能性はあまり高くない。
左WBはDF長友が起用された。3バックの左アウトサイドというのはこれまでに所属クラブで多く経験しているポジションなので大きな問題は生じなかった。どちらかというとMF大島僚ならびにMF本田圭のいる右サイドから攻撃がスタートする場面が多かったので逆サイドのDF長友がボールに触る回数は普段の試合と比べると少なかったが攻撃に絡んだときのプレーの精度や判断等はまずまず良かった。
DF長友はいい感覚で合宿に参加できていると思われる。本大会の時に3バックを採用するにせよ、4バックを採用するにせよ、(ケガ等がなければ)左SBあるいは左WBでスタメン起用されるのは間違いないだろう。そうなると3大会連続となる。岡田JAPAN時代の2008年5月24日のコートジボワール戦で代表デビューを飾っているのでちょうど10年前。丸々10年間、ほぼ代表のレギュラーとして活躍し続けている。