※ 対象となるのは1992年のオフトJAPAN以降。
10位 : FW 呂比須ワグナー (ベルマーレ平塚など)→ 1997年のフランスW杯のアジア最終予選の真っ只中の時期に日本への帰化が認められて代表に合流。得点力不足に苦しんでいた加茂JAPANの救世主になることが期待された。ホームの日韓戦で代表デビューを飾ったがアジア最終予選の終盤に3試合連続ゴールを決めて日本を救った。リーチの長さを生かしたポストワークと正確なシュートが武器となった。国際Aマッチは20試合で5ゴールを挙げている。
09位 : FW 城彰二 (横浜Fマリノスなど)→ 国際Aマッチは35試合で7ゴールを挙げているが、一番、印象深いのは1997年の「ジョホールバルの歓喜」のときの同点のヘディングシュートになる。起死回生の同点ゴールとなった。どんな形からでも点が取れるオールラウンドなストライカーだった。1998年のフランスW杯の時は直前に代表から外れたFW三浦知に代わって「フォワードの軸」に指名されたがノーゴール。大きな批判を浴びることになった。
08位 : FW 鈴木隆行 (鹿島アントラーズなど)→ 強靭なフィジカルを生かしたポストプレーが最大の武器。献身的な守備でもチームに貢献した。国際Aマッチは55試合で11ゴール。得点力は高くなかったがチームへの貢献度は高くて歴代の代表監督に重宝された。「ディフェンシブ・フォワード」などと揶揄されたが「CFに求められるものが多岐に渡ること」を日本中に知らしめた。2002年の日韓W杯のGLの初戦のベルギー戦のつま先でのゴールは伝説。