センターバック編→ キャップ数が「80」を数えるDF吉田(サウサンプトン)がロシアW杯の後も日本代表の守備の要として君臨する可能性は高い。今年の8月24日で30才を迎えるが全く老け込むような年齢ではない。4年後のカタールW杯のときは34才になっているので身体的な能力は衰えている可能性が高いがもともと身体能力で勝負するタイプのCBではないので肉体的な衰えがパフォーマンスの大幅な低下につながる可能性は低い。
パートナーの最有力候補はDF昌子(鹿島)になる。DF吉田とDF昌子はロシアW杯のアジア予選でも何度かコンビを組んでおり、相性的には悪くない。一方、DF槙野(浦和)ならびにDF森重(FC東京)はカタールW杯のときは35才になる。「DF吉田は確定」と仮定した場合、そのパートナーは若手~中堅世代の選手を抜擢したくなる。本大会のときに35才になる選手と34才になる選手の組み合わせは出来る限り避けたい。
DF昌子と並んでDF吉田のパートナーの有力候補に挙げられるのはDF植田直(鹿島)になる。むしろ、高さやスピードや将来性などを加味すると積極的にDF植田直を抜擢すべきタイミングに入っている。186センチの長身でありながらスピードがあるのは最大の魅力といえる。フィード力も向上しているので、ロシアW杯の後、DF植田直が順調に成長して代表のレギュラーに定着するようだと日本の未来は明るくなる。