10位 : GK 徳重健太 (V・ファーレン長崎) ・・・ 前回:ランク外→ 開幕4試合は昨シーズンと同様でGK増田が正キーパーとして起用されたが5節からGK徳重が起用されるようになった。開幕から4試合勝ちなしだったのでテコ入れを図ったがキーパー変更は成功した。GK増田のパフォーマンスが極端に悪かったとは言えないが経験豊富なGK徳重に代わってからチームは落ち着いた印象。5勝7敗2分けで12位というのは初昇格のチームにとっては申し分ない成績である。
9位 : GK 飯倉大樹 (横浜Fマリノス) ・・・ 前回:2位→ 評価の難しいキーパーである。極端に高い位置をとるスタイルが災いして早くも4度も超・ロングシュートを決められている。ハイライト映像が主な情報源になる人からの評価は最悪に近いが実際には高い位置を取ることで相当な数のピンチを未然に防いでいる。「パスCBP/90分」と「守備CBP/90分」は270分以上プレーしたキーパーの中で1位。チャレンジをし続けている姿勢は大いに評価したいところ。
8位 : GK 六反勇治 (清水エスパルス) ・・・ 前回:5位→ 清水も開幕前は「降格候補の1つ」と言われたが5勝6敗3分けで9位。ここまでは残留争いに巻き込まれずに済んでいる。開幕前は攻撃陣も守備陣もどちらも不安視されていたが14試合で19得点/18失点。攻撃陣も守備陣もいい数字を残している。守備陣では、やはり、守護神のGK六反の頑張りが目立っている。「セーブCBP/90分」はJ1で3位。ここまでは相当な数の決定機をGK六反がビッグセーブで防いでいる。