■ 12試合勝ちなしと苦しむ名古屋グランパス昇格1年目の名古屋は開幕2連勝。最高のスタートを切った。3節の湘南戦(A)は引き分けで開幕3試合は2勝1分け。順調に勝ち点を積み上げたが4節から8連敗を喫した。大雨の中での試合となった12節のC大阪戦(H)はスコアレスドロー。何とか連敗を「8」で止めることが出来たが未勝利記録は止まらず。13節の横浜FM戦(H)は1対1の引き分けで、14節の長崎戦(A)は0対3の完敗。2勝9敗3分けで最下位と低迷している。
3節から12試合勝ちなしとトンネルの出口が見つからない状況になっているが5月12日(土)に行われた長崎戦(A)の完敗の印象は良くない。長崎は試合前の時点で4勝7敗2分けで勝ち点「14」。14位だったが名古屋との差は「5」。長崎も3連敗中と勢いが落ちている中、昇格組同士の直接対決になったが開始早々にFW中村慶にゴールを決められて先制を許すとその後も長崎ペースで試合は進んでいった。
GKランゲラクが何度も神がかり的なスーパーセーブを見せて何とか0対1のスコアでハーフタイムを迎えたが後半に2失点。勝てば「2差」になるので長崎を残留争いに引き込むことができたが逆に「8差」に広がってしまった。勝ち点「17」に到達した長崎はひとまず残留争いから抜け出した。16位のG大阪との差は「5」。中断期間まで残り1試合となったので名古屋は自動降格圏で中断期間を迎えることが確定した。